「損」なし
いつも鞄にいれるもの。
財布、化粧ポーチ、手鏡、イヤホン、眼鏡、常備薬を入れた小さながまぐち。そして、ハンカチ。
ハンカチを買った。
オレンジ色のハンカチはピンポンマムをデザインイメージにしている。タイトルは「町娘のハンカチーフ」。大事に育てられたお嬢さんが持つにふさわしい、きれいなハンカチだ。(私の話ではなく、タイトルに合ってるなという話)
眼鏡のデザインは、その、面白くて、つい。そういうこと、あるでしょ。ね。
ハンカチは、私にとっては深刻なほど、なくてはならないものだ。
出かけ先でハンカチを忘れたことに気付いたら一大事、急いで新しいハンカチを買う。でも、新しいハンカチは必ず使用前に洗濯したい私は「買ったその日に使うハンカチ」など買いたくない。そもそも私はハンカチを忘れたりはしない。絶対に持っていきたい。なので、ハンカチを買うというのはとても久しぶりだった。
ガーゼのハンカチは好きだ。夏などは汗を吸いやすく拭いていて気持ちがいい。薄手なので小さなポシェットにもちょこんと入る。デザインもかわいいものばかり。なにせ持っていて損はないのだ。
ハンカチがあれば、手を清潔にできるし、なにか食べているときは食べこぼしのために膝の上においたり、なにかと便利だ。ハンカチを大義名分に、すきなひとの汗をぬぐってあげたり、素敵な人の目の前でハンカチを落として見せそこから出逢うこともできる。
私の場合、ハンカチを口に当てると落ち着く。お洗濯のにおい。やさしい手ざわり。もはや、ハンカチは精神安定剤だ。
もし私と一緒にいるときに「ハンカチ自慢」が始まったら、それは最近ハンカチを買って浮かれているから、かもしれない。
LIVE告知
秋って空気が澄んでて気持ちいい。
スポーツや音楽に精が出ますね。
10月の最後の連休、LIVEに出ます。
もうすぐです。次の土日です。
どちらも、すごい方々との共演。
すでに緊張してるけど頑張るよ!
行ったるで!というお声も頂いてます。
本当にありがとうございます。
特にオススメは30日、一曲だけですが、
私の師匠とデュオでやります。
心を込めて吹くのは男のラブソング。
男って本当バカ。でも、そこがいいのです。
ビッグバンドももちろんオススメ。
最高の時間をお届けします。
よろしくお願いします!
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Kyoto Super Jazz Bigband 27th LIVE
Featuring 片岡雄三 Again!
10/29(sat)open 18:00 start 19:00
前売¥2,000 当日¥2,300
in Live Spot Rag
https://www.ragnet.co.jp/livespot/
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Tommy 一門会
10/30(sun)open 17:00 start 17:30
¥2,500(ワンドリンク付)
in 京都祇園 ジョニー・エンジェル
http://www.lr-bros.com/johnnyangel-kyoto/
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私とレジン。
レジンを使ってのアクセサリー作りが好きで、不器用ながらも楽しく制作しております。
これが私の、はじめてのレジン。
ダイソーの「UVクラフトレジン」のソフトとハードってどんな差が?と思ってやったもの。透明と、白のカラーパウダーを混ぜたものです。
ハードはプラスチック、ソフトはグミに似た感触。カラーパウダー入りは、私が下手なせいでパウダーのダマができていました。
これが最初の作品。ピルケースです。ヨレヨレの下手くそでめちゃめちゃ恥ずかしい結果となりましたが、当時の私は大満足でたいそう気に入り、今もビタミン剤を入れて持ち歩いています。
その後、色々な作家さんの作品を見ながら「こういうの作りたい」と思って作ったのがこれ。
シェルクラッシュや押し花などはネイル用に持っていたもの。キラキラでかわいいものが作りたかった、というより、キラキラでかわいくなりたかったのかも。
ピアスにしてみました。
恐縮ながら人様にお渡ししたものもあります。
ラッピングもしてみました。
どちらも喜んでもらえて、私の方こそうれしかった。鳥の台紙はセリアで買いました。セリアの紙雑貨はかわいいものが多い!紙のものに関しては、100均さんにめちゃめちゃ助けられています。
レジンって楽しい。そんなにお金もかかりません。ものすごく不器用な私でも楽しめます。 出来上がったらうれしいし、誰かに見てほしいし褒めてほしいのです。笑
天満ナチュラル大サーカス
天満ナチュラル大サーカスにいってきました。
天満ナチュラル大サーカスとは、名前の通りのサーカスではなく、マルシェ。しかしサーカスという名前は言い得て妙である。
趣味の域を超えて、形となって、来てくれた誰かに値段をつけて売る。それは例えばあたたかい食事であったり自作の物品であったり自身の技術であったりする。そして客は満足そうに、笑う。
「自分」がエンターテイナーになるのだ。
なのでこれはやっぱり、「天満ナチュラル大マルシェ」ではなく「天満ナチュラル大サーカス」なのだ。まさしく。
そんなこと、ふつーに生きてたらやらない。
でも、天満ナチュラル大サーカスに出ている人たちは、あんなにたくさんの人たちは、それをやっちゃっている。
「人間、やりたいことがあっても、日程が決まらんと動かへんのよね」
と苦笑いしながら言った彼女は自分の商品を全て売り終わっていた。
今の活動をはじめるきっかけは、自分を追い込むことだった。尻込みしていた自分を奮い立たせ、あるいはエントリーしたりあるいは名刺を作ったりした。するともう、やらざるを得なくなってしまったのだという。
やらなしゃーないよね、とくしゃりと笑った彼女はとても綺麗で格好良かった。
私も生意気に、ジャズトロンボーンをしたり拙いアクセサリーを作ったりと、表現者気取りをしている。そして生意気に「私もエンターテイナーになりたい!」と小さなこどもが夢見るように密かに計画を企てていた。しかし、何もしないならそれはただの妄想。所詮は夢の夢である。
天満ナチュラル大サーカスは私に、自分で動かななんも動かへんで、と現実を突きつける。この重い重い腰をあげるのは素敵な友人でも天満ナチュラル大サーカスでもない、自分自身だと!
ビリビリ
秋冬は好きです。何故なら誕生日があるから。ファッションが好きだから。冷え澄んだ空気が好きだから。
でも静電気は嫌いだ。
仕事中などたまらない。
あっちでビリ、こっちでビリ。いちいち生娘のように「あっ」と驚いてしまう。
対物ならまだしも、対人だともっとたまらない。私がすこし、ほんの少し触れてしまっただけで、ビリ。
「あっ、ごめんなさい」
「いえいえ、こちらこそ」
と、狭い通路を行き来する時のような恐縮が顔を出してくる。
そう、私の正体は電気鼠だったのです。
この電気鼠にはちょっといいことがあって、それというのも、上司のところへ書類を手渡しに行く時に「ビリ」とやってしまい、舌を出しながら「ごめんなさい、静電気、この時期私ったら」と弁解すると、この堅物な上司も「いや、いや、いいとも、いいとも」と穏和な顔にさせてしまう。
席に戻って隣の席の同僚に「また静電気、やっちゃった。でも課長は怒らなかったよ」と報告することもできる。
嫌いなはずの静電気を、好きになってしまうのだ。
しかし、やはりコントロールはできないといけないのではないか?
用を足そうと扉の把手に触れてビリ、ファックスを送ろうとしてビリ、受領印を押そうとしてビリ。ビリ、ビリ、ビリ…。
電気鼠はそろそろ自身の電力にスイッチを取り入れないといけない。面倒くさがりなので、やらない。そして今日も、ビリ、とやってしまうのだ。
はじめての衝動
素敵なブログに出会ってしまったら、「私もやりたい!」とパクリ心がざわついて、そしてまんまと始まってしまった。
最近はずっと台風だかなんだかで悪かった天気が、今日はすっきりと晴れている。
ほしかった日用品、クリアのジェルネイル、新しい靴下を買って、お気に入りのカフェで「本日のコーヒー」を飲む…。
地元で買い物をするだけなのにバッチリメイクしておしゃれまでしちゃって、何をそんなにはりきっているのか。
いつものカフェのいつものマスターはいつも通り素敵。「こんにちは」なんて言われて、何度来ても慣れない私も照れ交じりに「こんにちは」としか言えなかった。
素敵なブログをパクるには素敵な心が足りない私は、素敵を練習する必要があるようだ。
今日のエチオピアを飲み干したら、母からのお使いを済ませよう。